Insta360のプロ仕様の360度カメラInsta360 Pro2。
どんなカメラでどのような場面で使うためのカメラなのでしょうか?
Insta360 Pro2の大きな特徴は
・8KでVR対応の映像が撮れるプロ仕様のカメラ
・6つのレンズと4つのカメラ搭載で、ハイクオリティな映像と音質を撮ることが可
・ライブストリーミング撮影対応
・スマートフォンなどでの遠隔操作
他にも様々な機能があり、業務レベルでの映像撮影が可能になっています。
ただ、高価なカメラなので、購入を検討する際にはじっくり検討する必要がありますよね。
この記事ではInsta360 Pro2がどんなカメラでどんな人や場面に向いているのかを解説します。
購入を検討中している人の参考になれば幸いです。
Insta360を公式サイトで見る
Insta360 Pro2とはそもそもどんなカメラ?
Insta360 Pro2は、プロ仕様の360度カメラで映像制作の現場やプロフェッショナルな用途に多く使われています。
コンパクトな360度カメラと比較すると業務レベルに使えるほど画質も高く、様々な利点があります。
6つの200度魚眼レンズと4つのマイクを搭載することにより360度全方位の映像と音声を高品質で記録することができます。
スマホ、タブレット、パソコンで遠隔操作出来るのも特徴のひとつです。
Insta360を公式サイトで見る
Insta360 Pro2の8つの特徴
Insta360 Pro2には様々な特徴があります。
代表的で興味深い特徴を8つ紹介します。
【特徴その1】8Kでの高画質撮影
Insta360 Pro2は8Kの解像度で撮影することができます。
8Kというのは、フルHDの約16倍の解像度。

6つの魚眼レンズで撮影することで8K画質の撮影を可能にしています。
この画質で360度の映像を残せるのは驚きですね!
【特徴その2】VR対応
Insta360 Pro2で撮影した映像は、VRゴーグルを使って見ることができます。
私も見てみましたが、8KのVR動画はとても精緻で臨場感がすごいです!
かなり拡大してもきれいに表示されます。
8K動画の再生には専用のアプリ「Crystal View」があり、Windows、Mac、iPhone、Androidに対応しています。
Insta360を公式サイトで見る
【特徴その3】スマホで遠隔操作が可能
スマートフォンを使って遠隔操作することができるので、カメラを手に持たなくても自由に撮影できます。

例えば、カメラを三脚に固定して、自分が映像に入る場合や、手が届かない場所から撮影する場合に便利です。
【特徴その4】Adobe Premiere Proとの連携でスムーズに編集
映像クリエイターおなじみのAdobe Premiere Proとの連携もスムーズです。
通常は複数で撮った映像を合成するスティッチングという処理に時間がかかるのですが、スティッチングが不要で編集作業が大幅に短縮されています。

【特徴その5】ライブストリーミング機能
Insta360 Pro2はライブストリーミング機能をサポートしています。
YouTubeやSNSなどのプラットフォームで、360度のライブ映像をリアルタイムで配信することができます。
視聴者はその場にいるような感覚でライブ映像を楽しむことができます。
【特徴その6】4つのマイクで空間音声に対応
マイクが4つ搭載されていることにより、空間オーディオにも対応しています。
全方位から音が聞こえてきて、音で方向を感じることができるので、その場にいるような没入感がとても高まります。
音にこだわりたい人は外付け(別売り)でZoomのH3 VRというパノラママイクにも対応しています。
【特徴その7】操作もシンプル。オートモードで露出設定
とても操作が難しそうに感じますが、露出の設定にはオートモードがあります。
初心者でも比較的簡単に撮影をはじめることができます。
カメラに詳しい人はISO感度やシャッタースピードを自分で設定するマニュアルモードもあります。
【特徴その8】手ブレ補正も強力
Insta360の手ブレ補正技術であるFlow Stateにも対応しています。

9軸のセンサーを内蔵しており、とても安定感がある手ブレ補正です。
常に水平を保ってくれるので、ドローン撮影などでは特に助かる機能です。
Insta360を公式サイトで見る
どんな人、どんな場面に向いている?
Insta360 Pro2を有効に活用する方法はいろいろありますが、いくつか代表的な例を挙げてみます。
コンテンツクリエイター
映像作品をプロの現場で制作する人やYouTubeなどで作品を発表する人にとってはとても魅力的なカメラです。
本格的に映像作品を作っていきたいけどコンパクトな360度カメラやアクションカメラで物足りなさを感じる人は思い切ってPro2を選んでもおもしろそうです。
音楽作品をつくって映像をつけることを想定している人にもおすすめしたいカメラです。
イベントの記録や配信をしたい人
結婚式、音楽イベント、大規模なパーティーを撮影(配信)する際、360度カメラを使えば参加者全員の様子を一度に撮影できます。
1度だけの使用のために個人で購入するには高価ですが、イベント運営の会社の担当者などは購入を検討してもよさそうです。
360度カメラ映像のニーズはこれからも増えることを想定しても、導入して他社に差をつけることができそうです。
観光業界のプロモーション
観光地の魅力を伝えるために、360度カメラは非常に効果的です。
観光地や宿泊施設、アクティビティの様子を360度で撮影し、ウェブサイトやSNSで公開することで、観光客にリアルな体験を提供できます。
すでに日本各地の観光地での実績もあるようです。
建築や不動産業界の人
モデルルームや展示場をユーザーに体験してもらうのに360度カメラは最適です。
また、建物の内覧や工事現場の状況を360度で撮影することで、クライアントに詳細な情報を提供できます。
現地に行かなくても状況を把握することができる点でも導入するメリットは大きそうです。
遠方のクライアントに対してもリアルな内覧体験を提供することが可能です。
教育分野
教育の現場でも360度カメラの活用法は多そうです。
たとえば、歴史的な場所や自然の風景をVRで体験する授業を行うことで、生徒たちの興味を引き出すことができます。
科学の実験や芸術作品の鑑賞など、さまざまな教育活動に応用できます。
ドローン撮影
ドローンでの空撮はInsta360 Pro2の威力を発揮する撮影方法のひとつです。
8Kの高画質360度空撮は非現実で美しい映像が撮れます。
注意点として、Insta360 Pro2は重量が1550gあるので、ある程度しっかりしたドローンが必要です。
ドローンの仕様を確認しましょう。
アートプロジェクト
アーティストやクリエイターが360度カメラを使って新しい表現方法の作品を作ることが増えてきています。
観客が自由に視点を変えられる展示作品など、アートプロジェクトに活用できます。
配信機能を使用してインタラクティブなライブ作品などを模索しても面白そうです。
スポーツイベントの撮影
スポーツイベントを360度で撮影すると、観客がスタジアムにいるかのような映像が撮影できます。
選手のプレイをあらゆる角度から見ることができ、スポーツファンには最高の映像になりそうですね。
まとめ
今回はInsta360 Pro2について解説しました。
Insta360 Pro2は、高画質な6つのカメラとパノラマ音声で没入感の高い映像が撮れます。
360度のVRパノラマ映像のニーズも各分野で増えています。
Insta360 Pro2の導入を検討してみてはいかがでしょうか?