insta360シリーズで唯一レンズ交換ができるカメラ ONE RS。
Insta360 ONE RSはレンズによって1/2インチセンサーで4800万画素という高解像度で撮影できたり360度撮影も可能なカメラです。
ここまで高性能のカメラですが熱を持って止まってしまうことはないのでしょうか?
また、熱を持ちすぎたときの熱暴走対策はどのようになっているのでしょうか?
本記事ではInsta360 ONE RSの熱問題について解説します。
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Insta360 ONE RSのスペック
まずはスペックで熱問題に関する部分を以下の表に抜き出しました。
4K版 | 360度版 | |
---|---|---|
動画解像度 | 6016×2560@25fps (6Kワイドスクリーンモード時) 4000×3000@30fps | 5760×2880@30fps |
連続撮影時間 | 75分 | 82分 |
バッテリー容量 | 1445mAh | 1445mAh |
充電しながらの撮影 | 可能 | 可能 |
熱暴走と熱停止の違い
熱暴走と熱停止の言葉の使い分けについて簡単に書くと。
【熱暴走】カメラが高熱になることで操作不能になる。(基本データも残らない)
【熱停止】高熱になりすぎるのを防ぐために強制的にカメラを停止させる機能。(基本データは残る)
最悪の状況が熱暴走で、それを防いでくれるのが熱停止です。
安定した撮影を続けて、機器に負担をかけないためにも、熱停止も極力おこらないような使い方が重要です。
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実際どのくらいの状況で熱停止するのか?
30度以下のような暑すぎない気温だと約60分間の4K動画録画を行っても、カメラは比較的安定しています。
さらに風が当たっている状態だとほぼバッテリー残量が無くなるまで(フル充電で75分)撮影できるようです。
30度以上の高温環境下で同じ操作を続けると、約30分から40分で過熱警告が表示され、熱停止が起こります。(※熱停止の際にはファイルが保存されるので心配は不要です)
特に、夏の暑い日に長時間の撮影を行う際には、この点に注意が必要です。
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熱問題の原因(発熱を起こす環境)
insta360 ONE RSの熱問題は環境によって影響を受けます。
以下に、主な環境要因をあげてみます。
気温
一般的に0度から30度程度の気温範囲で適切に動作します。
この範囲内での使用では、熱問題はほとんど発生しません。
しかし、30°Cを超えるような高温環境での長時間使用は、熱問題の原因となる可能性が高まります。
直射日光や風通し

カメラを直射日光にさらすことは、急速な加熱を引き起こします。
カメラを直射日光下に放置することは避けましょう。
また、insta360 ONE RSは、熱を逃がすための冷却フィンを有していますが、極力風通しが良い状態で使用しましょう。
屋外での使用の方が熱がこもらず良い結果も出るようです。
使用時間や撮影モード
当然使用時間も熱問題に影響を与えます。
通常の使用条件では、約60分から90分の連続録画が可能です。
短時間の使用では、カメラは熱を持つものの、熱問題は発生しません。
ただし、高解像度での撮影で長時間使用すると、熱問題がおこります。
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insta360 ONE RSの熱対策
熱対策として以下のことを注意して使用しましょう。
・十分に冷却された状態で撮影を始める。
・高温や直射日光を避け、風通しの良い場所で使用。
・高解像度や高フレームレートを必要としない場合、低い画質の設定に変更する。
・過度な連続撮影を避けることで、定期的にカメラを休ませる。
・ファームウェアアップデートはこまめに確認してアップデート。
(劇的に改善する場合があります)

まとめ
Insta360 ONE RSは優れたカメラですが、アクションカメラに熱問題はつきものです。
十分な冷却と適切な休息を与えることで、安定したパフォーマンスを発揮できます。
適切な環境と使い方を心掛けてカメラライフを楽しみましょう!
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